佐賀市観光協会とのタイアップ企画 #サガノオトサガシ
今月は「佐嘉酒造特集」です!
佐嘉酒造とは?
2026年4月に酒蔵の全面リニューアルをした「佐嘉酒造」
江戸時代から330年以上にわたって続く老舗酒造の現在の姿が分かる
酒蔵見学の様子をレポートする。
歴史は江戸時代から…
1688年(元禄元年)に「寒菊」との名前で開かれた酒造場から始まった佐嘉酒造。
当時の佐賀藩の一大産業は米作り。藩主 鍋島家の命でその米を使った酒造りが行われていたと言う。

その後1859年(安政6年)には、当時の藩主 鍋島直正公の命名で
酒名、蔵名ともに「窓乃梅」に改め、現在でもその名は広く親しまれている。

新たな酒蔵へ
そして、2022年11月
佐賀を「世界」に発信していきたいという想いを込め、社名を「佐嘉酒造」に変更した。
さらに、330年以上続いてきた伝統を次世代へと継承しながら
日本酒の可能性をさらに追求しようと
2023年から酒蔵の全面リニューアル工事を実施し、2026年4月に完成した。

酒蔵見学へ!
仕込み蔵を見学

仕込み蔵の入り口にあったオブジェからは、水が絶えず流れていた。
この水は、酒造りに使われる天山山系の深層地下水だ。
水からこだわる佐嘉酒造の想いが伝わってくる。

案内してくれたのは杜氏の石丸紘和さん。
Kura Master日本酒コンクール 純米酒部門で金賞を受賞するなど数々のコンクールで受賞している。
10名以上の団体での酒蔵見学では、
このように、酒造りに関する説明を受けながら見学をすることもできる。(要予約)
最新の設備

蔵には最新の機械がたくさん。
蔵内の室温は空調で管理され、蔵の温度を一定に保つことで、一年を通して酒造りを行えるようにした。
麹菌や酵母によって生み出される酒にとって、温度管理はとても重要だ。
さらに、品質を安定させるために、洗米から蒸し米までの間に
人の手が米に直接触れないようにするなど、さまざまな工夫が施されている。

画像左の機械は「圧縮機」と言い、発酵が終わった醪(もろみ)を絞っていく。
ここでようやく、透明の日本酒が絞り出される。
その後、濾過や火入れ、瓶詰め等の工程を経て我々が口にする酒が出来上がる。
杜氏の想い

杜氏の石丸紘和さんは、佐賀市の高校を卒業後に佐嘉酒造に入社し
26歳の若さで「杜氏」に抜擢された。
石丸さん
「酵母の発酵や麹菌の管理、衛生面にも気をつけて
余計なものが入らないように、いつも同じ環境で出来るように仕込んでいます。」
「衛生的な環境で仕込むことによって、味わいも雑味がなくてクリアになりましたし
新しい蔵は空調も効いているので、季節を問わず年中商品を飲んでいただけるのが強みです。」
「たとえば、冬って空気が澄んでるじゃないですか。
お酒にとって、環境はすごく大事なんですよ。やっぱり微生物の仕事ですから。」
繊細な酒造り。
それだけに、杜氏の感覚が大切になる部分も多いと言う。
酒蔵見学では、こういった貴重な話を聞けるのも魅力の一つだ。
樽貯蔵庫へ

木造の樽貯蔵庫の中の景色は圧巻。
これから、樽の数がさらに増えていくそうだ。
ここでしか感じられない樽の”香り”にも注目。
石丸さん
「中に入ってるのは佐賀県産の麦焼酎なんですけど
こちらの樽は、一度シェリー酒を貯蔵した『シェリー樽』というものになります。
その中に麦焼酎を入れることによって、普通の焼酎では出ない
華やかな香り…バニラのような香りが出て、よりウイスキーっぽさを感じられます。」
売店へ

最後は売店へ。開放感のある店内でお買い物。
予約すれば利き酒を楽しむこともできる。
一般販売を行なっていない限定の銘柄も購入することができるとのこと。

日本酒が苦手な人にも!
日本酒が苦手な人でも楽しめるようにと作られた
「SAGA BLUE」
アルコールは8%と低く、マスカットのようなフルーティな香りと
ほんのり甘く爽やかな味わいが特徴だ。


まるで白ワインを飲んでいるかのような香り高さに筆者も驚いてしまった。
しっかり冷やして飲むのがおすすめ。
詳細
【佐嘉酒造 酒蔵見学】
〈住所〉〒849-0203 佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833
〈営業時間〉10:00-16:00
〈定休日〉不定休
〈所要時間〉20分〜1時間
〈料金〉無料
・売店での利き酒は要予約
・団体向けガイド付き見学は要予約(10名以上〜)
予約は、佐嘉酒造のHPへ!

